自己紹介
内向型の生き方がテーマです
はじめまして。「さこ」と申します。
ブログを始めます。
コンセプトは、「内向型」人間がWEB制作の仕事に行き着き、心の平穏を取り戻すまでの成り行きをツラツラと書く。ということです。
これまで、何度となく大仰なコンセプトを掲げては、三日坊主となってきたブログ敗者なのですが、今回は、がんばります。
・・いや、がんばりません。
何をいっているのか、とお思いでしょうが、つまり、「アフィリエイトで稼ごう」とか、「ブログ集客術を身に着けよう」とか、そういう目標を掲げるのはやめて、継続だけを目指すぞ、ということです。
四十にして惑う
私は40歳です。
昨年、ギリギリ30代で、17年勤めた会社を辞め、未知の世界であるWEB制作業界に転職しました。
前職はスーパーマーケットの会社で、店舗開発とか、テナント誘致とか、店長とかやってました。
結構がんばってたんです。34歳で同期で2番めの早さで管理職になり、部下も沢山いたときがありました。
でも、35〜6歳のとき、スーパーで店長をやって、行き詰まったのです。
頑張りが効かなくなったというか、この先何を希望の光に進めばいいのか、わからなくなりました。
まわりからは、果ては部長か役員か、などと揶揄(期待?)され、若さに任せて走ってきたけれど、本当にそれが私がなりたい姿だったのか。
一度考え始めたら、もう止まりません。
ミドルクライシス。中高年の危機。遅れてやってきた思春期・・
キャリアウーマン、女性管理職、家庭との両立、ロールモデル・・・全部が色あせてしまいました。
ここで、ムクムクと本性が現れます。
調査・探求・追求が3度のメシより大好きな私は、自己分析オタクと化します。
- エゴグラム
- YG性格検査
- メンタリストDaiGoの超性格分析
- ビッグファイブ性格特性診断
- ストレングスファインダー
- その他、ネットでできる無料診断
ありとあらゆる自己分析を試し、自分を探しまくります。
そこで出会った答えが、『内向型』だったのです。
内向型という発見
もうこれだーーー!!って思いました。
私は、内向型だった。
そう仮定すると、これまでのすべての事象が解釈可能になります。
どうして、あのとき居心地が悪かったのか・・
どうして、あのとき充実感を覚えたのか・・
どうして、あのとき・・
ものすごくスッキリしました。
内向型人間の性質、向き不向きを理解すると、自分の良さ悪さも理解できます。
と、同時に自分が伸び伸び、良さを発揮できる環境というものが見えてきます。
私はこんな人間です。
- 外的刺激に弱く、静かな場所が好き
- 一人で集中することで、精神エネルギーを補充する
- 他人との時間は、たとえ楽しくても精神エネルギーを消耗する
- 時間に追い立てられる、視線を感じる環境はダメ
- 即断・即決・即答は大嫌い
- マルチタスクは苦手
- じっくり深く考察することが得意
- 得意なことだけは饒舌、あとは静か
- 世間話には意義を感じず、本質論が好き
- 人間関係は狭く丁寧に
確かに、これまで上手くやれた仕事は、自分でスケジュールを決められて、一人で熟考する時間が多い仕事でした。
設計者など技術系の方との打ち合わせは生き生きします。
逆に、ずっと行動を管理され、常に周りに人がいる環境は、私には地獄でした。
やり手営業マンのような饒舌なタイプの人間は本当に苦手です。
向いている仕事を探す
そして、このような性質を見極めたうえで、自分にできそうな仕事を探した結果、WEB制作の仕事に行き着きました。
決め手は、
- スキルが身につけば、自宅で働けるかも
- スキルの探求は大好き、日進月歩なので飽きなさそう
- 内向型の人が多そう ←偏見
- プロジェクト型の仕事の仕方は好き
年齢的にはかなり出遅れてますが、いいんです。
人との競争に勝つことが私の目的ではないのです。
集中による充実感、終わりのない探求により満たされる知的好奇心、それが私の幸福なのです。
その結果、仕事のクオリティが向上し、報酬がもらえ、誰かの役にたてればラッキー。
こんな考えに行き着き、今WEB制作の会社でリモート勤務をしています。
まだまだスキルも時給も低いですが、上げていく楽しみがあります。
前職の店長時代には感じたことのない、しっくり来る感じと未来へのワクワク感。
私は世にいう成功者ではありませんが、心の平穏は手に入れました。
同じように内向型気質で、社会に馴染めず苦しんでいる人がいるのではないかと思います。
そんな方たちの、なにかヒントになればいいなと思ってこのブログを書きます。
よろしくおねがいします。